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ゆっくり、って意味じゃあない slow

スローフードって、「ゆっくり食べる」ってことじゃないんです。
スローフード協会のメンバーとして、その見地から食や生産者を見つめていきます。

じゃあ、ただ ゆっくり ってことじゃないとすると・・・

     

 

 slow food  ってなに?

  スローフード運動は、バラエティ豊かな地域の食を再発見し、これを愉しみながら、人が豊かに、
 そして平和に生きていくうえで欠かすことのできない「食の喜び」を取り戻そうという運動です。
                                        スローフードジャパンWebサイトより)

    この「食の喜び」というコトバに、どれほど大きく頷いたことか。
   意地汚いまでに食に執着する私にとって、とっても大切なひと言。

 スローフード運動はイタリアで生まれた・・・

 

slow food の哲学

1980年代に、イタリアでも「ファストフード」がチェーン展開されはじめ、大量生産、大量流通、食品添加物、遺伝子組み換えといった、「食の均質化」の波が次第に押し寄せていきました。
そんな食に代表される画一的でせわしない現代生活に、『スローフードな食卓』から革命を起こし、もっと生き生きとした社会をとりもどしたい。それが、「スローフード」の哲学です。

革命は食卓から。
イタリアでホームステイをしていたとき、食事時には、マンマの声がいつも響き渡っていました。
                    「A Tavola !」
ごはんよ〜!って。 家族を呼ぶその声と、言葉の響きがたまらなく好きだったっけ。
その声を聞くと、みんな何を置いても、温かなお皿が並んでいるテーブルへと駆けつけます。
食卓が私たちを、毎日毎日つないでいく・・・
おいしいもの、体に優しいもの、季節のもの、その土地のもの、町のあのお店のもの・・・
食卓を囲む家族の会話には「食」がありました。 自分の血となり肉となっていく、
昨日の自分も明日の自分も、“ここ” で作られているという実感がありました。

哲学を行動へ移せるように・・・

 

3つの使命

T さまざまな地方・地域にいきづく多様な食を認め合い、愉しむことが、「スローフード」の出発点であるという  信念のもと、その源である生態系の多様性を保持していくこと。とりわけ、世界を大波のように包み込もうとしている食の均質化のなかで、消えかかっているすぐれた品種や伝統的な漁法・加工法を発見し、守っていくこと。

U 質のよい素材を提供してくれる生産者と消費者とが、より緊密な関係をつくっていくことを通じて、すぐれた小規模生産者を守っていくこと。同時に、食べ物がその手間に見合う適正な価格で流通するようなフェアな市場をつくっていく。

V すぐれた素材や調理法への感性を育み、真に快適な食卓をとりもどすために、消費者の五感や好奇心を、食を通じて刺激する機会を提供すること。とりわけ、五感の発達期にある子供たちへの味覚の教育に目を向けていくこと。  

食材も、作っている人たちも、その地域環境だって、もっといろいろなはず。
その多様性を知ると、ちょっとショックなほどに愕然とします。
                                            

 

 himeyo meets slow 私の出合ったスローフード

  スローフードの活動のなかで、
  また、日々の生活のなかで出合った、私なりの slow food を綴っていきます。

  スローフード、スローフードな人々、スローフードな風景・・・そしてちょっとSlowな何か・・・
  はこちらで。

   →姫世のひめくり日記 blog